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病院案内

院長あいさつ

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川辺生協病院 院長 大野 朗

川辺生協病院 院長
大野 朗(おおの あきら)

当院は1993年11月に、鹿児島と知覧・枕崎・加世田をつなぐ交通の要衝の地である川辺町に、24時間診療可能な鹿児島医療生協の3番目の病院として発足し、地域貢献してまいりました。
残念ながら2012年から医師体制の都合により、時間外の外来診療は中止し、病棟は一般病棟から医療療養病棟に機能転換し、小児入院病床も閉鎖して現在に至っておりますが、現在も病院理念の「人権を尊重し、安全で信頼される医療、介護を地域の人々とともにすすめます。」にならい、小児から高齢者に至るまで標榜時間内で外来・救急対応を、在宅療養支援病院として24時間対応の訪問診療を、病棟ではリハビリ主体の療養治療を、いずれも患者様の人権に配慮し、心に寄り添うように提供しています。

医療生協では、病院の中の医療だけではなく、地域で組合員さんたちが行うひとりぼっちにさせない「居場所づくり」の活動やグラウンドゴルフなどの健康活動など“地域まるごと健康に”を目標に運動展開しています。この生協運動を支えるとともに、また地域内の医療機関、介護事業所の方々とよりよく連携し、患者様のみならず我々が関われる全ての皆さんがこの自然豊かな地域で、その人らしく、より健康に生きていけるよう職員一同尽力していきたいと考えています。
これからもよろしくお願いします。

さて、新型コロナウイルス感染蔓延のなか、感染抑止のために、人の交流が抑制され様々な弊害を生じています。苦しんでおられる皆様にお見舞い申し上げます。なんとかこの混乱を克服し、早く平和な地域社会が取り戻せるように願ってやみません。

2020年 4月