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外来診療

検査案内

胃カメラは口から内視鏡(ファイバースコープ)を消化管に挿入して、食道、胃および十二指腸の一部を直接観察します。
胃の粘膜を直接観察できるため、胃透視では分からない色の変化や細かい病気がよく分かります。
また、気になる病変があった場合は粘膜を削り取って病理診断(癌か否か)を行います。癌の早期発見に役立ちます。
胃癌は早期に発見できれば、開腹手術をするまでもなく、内視鏡を使って切除することもできます。 他にも消化管の出血を止めたり、食道・胃の異物やアニサキス(サバ虫)などの除去といった急性期の治療を行うこともできます。
苦痛を最小限にする工夫として、希望があれば注射の麻酔を追加いたします。
注射の麻酔を希望であれば醒めるまで1~2時間病院で休んでいただきます。しっかり覚醒されてから検査の説明を致します。
超音波検査は、苦痛を伴うことがなく、簡単にできる検査です。検査できる範囲も肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、膀胱、子宮など広範囲です。
最新の超音波装置では、血液の流れをカラー表示し、血管のつまりを見つけることもできます。 検査時間は15~20分ほどです。
食生活の欧米化に伴い、高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病が増加しています。
これらの病気は、動脈硬化を起こしやすく、また、脳梗塞や心筋梗塞などを発症する危険を伴っています。
これらの病気の原因となる動脈硬化の程度を調べる検査として頚動脈超音波検査(頚動脈エコー)があります。

この検査で分かる症状

  • 動脈硬化の進行具合
  • 頚動脈の狭窄や閉塞、血栓
心臓は毎日規則正しく働きつづけています。しかし、高血圧や糖尿病、ストレス、疲労などによって心臓のリズムが狂ってくることがあります。
リズムが狂った状態を放っておくと、心不全や心筋梗塞などといった怖い病気が起こってきます。 心臓が疲れているときや危険な病気が目の前に迫っているときには、常に独自の信号を発生しています。
この信号を一刻も早くとらえる検査が心電図検査です。
特に、40歳以上の方は健康状態がよいと思っている方でも、最低半年から1年に1回は検査をされることをお勧めします。
この検査は、超音波で心臓の動く様子を調べるものです。
  1. 心臓の形、大きさをみる。
  2. 心臓の動きをみる。
  3. 心筋、弁などに異常がないかみる。
  4. 弁逆流など心臓内の血液の流れに異常がないかみる。
【例】高血圧などで心臓の壁(筋肉)が厚くなっていないか。また、血液をためる部屋(心房、心室)が大きくなっていないかなどです。
狭心症(胸をしめつける・・・)不整脈(動悸がしたり、脈がとぶ・・・)などの場合、症状が起こったときに来院してもすぐに症状が改善していて心電図に変化をとらえきれず診断が難しいことがあります。このようなときに、大きな力を発揮するのが「ホルター心電図」です。
家庭や職場で症状が起こった場合でもホルター心電図をつけていると24時間連続で心電図が記録されているため、発作時の心電図変化をとらえることができ、診断がつけられるわけです。
また、この検査によって、いつ頃(何時ころ)に心臓の異常が出やすいのかとか、現在の治療方法(薬の飲み方など)が効果的であるかどうかを判定することもできます。 機器の装着は5分程度で済みますが、翌日装着した時間に取り外ししますので、来院して頂く必要があります。
エックス線を出す機械の中に体を入れて、頭部、胸部、腹部臓器の輪切りの写真をとる検査で、脳、肺、腎臓、脾臓など体の深部の臓器の病気を写し出すことができます。
また造影剤を使うことにより、病変をはっきり写し出すこともできます。
バリウムを用いて、食道、胃、十二指腸の病気を見る検査です。
バリウムを粘膜にくっつけるため、患者様には機械の台の上で様々な方向に動いて頂きます。
バリウムを肛門から注入し、大腸の写真を撮る検査です。前処置により、腸の中を空っぽにした状態で検査します。
呼吸機能検査は、肺(呼吸)の機能をみる検査です。できるだけ大きく吸ったりはいたり、また、勢いよくはいたりして、肺の膨らみやすさや、気道(空気の通り道)の状態をみる検査です。
この検査で、肺(呼吸)や気管支の病気の種類や重症度を調べます。 対象となる主な病気には、肺気腫や気管支喘息、慢性気管支炎、肺線維症などがあります。
上記の疾患以外でも、手術を予定している患者様にも、手術に耐えられる肺機能があるかどうかの確認のため実施する場合があります。
患者様にご自宅で就寝時につけていただき、睡眠中に無呼吸が起こっていないかを調べる検査です。 睡眠時無呼吸症候群の診断に有用な検査です。
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に舌の根元などが気道をふさいでしまい、夜間に呼吸が10秒以上停まることが繰り返して起こるものをいいます。 眠りが浅く十分な睡眠がとれないため、日中の眠気や集中力、記憶力、判断力の低下を招きます。
また高血圧や心疾患、脳血管疾患を悪化させます。 お心当たりのかたはご相談下さい。